コマンドのリスト
ROMA コマンド
ストレージコマンド
設定
目的
set はROMAにデータを保存するコマンドです。
set <key> <flags> <exptime> <bytes>\r\n
<value>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 | Yes |
<flags> | この値は使われません。ROMA はこのオプションを無視します。 ですので、'0'を入力してください。 |
Yes |
<exptime> | 有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
| Yes |
<bytes> | 区切りが無い値のバイト数を指定します。 値が0であれば、空の値が後に続きます。 |
Yes |
<value> | 任意の8ビットのデータのチャンクを指定します。このデータの長さは以前の行から<bytes>です。 | Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
そうでなければ
NOT_STORED\r\n
追加
目的
add は、ROMAがこのキーのデータをまだ持っていない場合にだけ、ROMAにデータを保持するコマンドです。
add <key> <flags> <exptime> <bytes>\r\n
<value>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 | Yes |
<flags> | この値は使われません。ROMA はこのオプションを無視します。 ですので、'0'を入力してください。 |
Yes |
<exptime> |
有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 設定ルールはmemcachedと同じです。(memcached Wiki Page). 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
|
Yes |
<bytes> | 区切りが無い値のバイト数を指定します。 値が0であれば、空の値が後に続きます。 |
Yes |
<value> | 任意の8ビットのデータのチャンクを指定します。このデータの長さは以前の行から<bytes>です。 | Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
そうでなければ
NOT_STORED\r\n
置換
目的
replace は、ROMAがこのキーのデータをすでに持っている場合にだけ、ROMAにデータを保持するコマンドです。
replace <key> <flags> <exptime> <bytes>\r\n
<value>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 | Yes |
<flags> | この値は使われません。ROMA はこのオプションを無視します。 ですので、'0'を入力してください。 |
Yes |
<exptime> | 有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
| Yes |
<bytes> | 区切りが無い値のバイト数を指定します。 値が0であれば、空の値が後に続きます。 |
Yes |
<value> | 任意の8ビットのデータのチャンクを指定します。このデータの長さは以前の行から<bytes>です。 | Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
そうでなければ
NOT_STORED\r\n
追加
目的
append は、既存のデータの後にこのデータを追加するコマンドです。
append <key> <flags> <exptime> <bytes>\r\n
<value>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 | Yes |
<flags> | この値は使われません。ROMA はこのオプションを無視します。 ですので、'0'を入力してください。 |
Yes |
<exptime> | 有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
| Yes |
<bytes> | 区切りが無い値のバイト数を指定します。 値が0であれば、空の値が後に続きます。 |
Yes |
<value> | 任意の8ビットのデータのチャンクを指定します。このデータの長さは以前の行から<bytes>です。 | Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
そうでなければ
NOT_STORED\r\n
先頭に追加
目的
prepend は、既存のデータの前にこのデータを追加するコマンドです。
prepend <key> <flags> <exptime> <bytes>\r\n
<value>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 | Yes |
<flags> | この値は使われません。ROMA はこのオプションを無視します。 ですので、'0'を入力してください。 |
Yes |
<exptime> | 有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
| Yes |
<bytes> | 区切りが無い値のバイト数を指定します。 値が0であれば、空の値が後に続きます。 |
Yes |
<value> | 任意の8ビットのデータのチャンクを指定します。このデータの長さは以前の行から<bytes>です。 | Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
そうでなければ
NOT_STORED\r\n
cas
目的
cas is a check and swap command. ROMAが最後に取得してから誰も更新していない場合のみデータを保存します。
cas <key> <flags> <exptime> <bytes> <cas-id>\r\n
<value>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 | Yes |
<flags> | この値は使われません。ROMA はこのオプションを無視します。 | Yes |
<exptime> | 有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
| Yes |
<bytes> | 区切りが無い値のバイト数を指定します。 値が0であれば、空の値が後に続きます。 |
Yes |
<cas-id> | cas-id は setのカウントです(論理クロック)。既存のエントリのユニークな64ビット値を指定します。 cas コマンドを使うと、クライアントは getsコマンドでこの値を取得する必要があります。 |
Yes |
<value> | 任意の8ビットのデータのチャンクを指定します。このデータの長さは以前の行から<bytes>です。 | Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
cas コマンドを使って保存しようとしているアイテムは最後に取得してから変更されています。
EXISTS\r\n
-
そうでなければ
NOT_FOUND\r\n
set_expt
目的
set_expt は有効期限を設定するコマンドです。データはこの有効期限がすぎると削除されるでしょう。
set_expt <key> <expt>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | 有効期限を設定したいキーを指定します。 | Yes |
<exptime> | 有効期限(unix timeまたは秒)を指定します。 1ヶ月以内の有効期限を設定する場合、これらの秒数を設定してください。 1ヶ月以上の有効期限を設定する場合、これらの秒数 + 現在のunix time。 例えば)
| Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
指定されたキー名は削除されません。
SERVER_ERROR #{key} does not exists.\r\n"
-
そうでなければ
NOT_STORED\r\n
set_size_of_zredundant
目的
set_size_of_zredundant はzredundantのサイズを設定するコマンドです。
冗長性のためにデータが他のノードに転送される間、このサイズを超えたデータは転送される前に圧縮されます。
set_size_of_zredundant <size>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
<size> |
デフォルトのデータサイズは0です。 値が0の場合、データは有効期限切れにならないでしょう。クライアントがデータを格納するように依頼するキーを指定します。 |
Yes |
リターンコード
-
Success
STORED\r\n
-
Argunemt error.
usage:set_set_size_of_zredundant <n>\r\n
取得コマンド
get/gets
目的
get および gets は取得コマンドです。入力されたキーに対応する値を取得します。
get <key>\r\n
gets <key>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | 空白で区切られた1つ以上のキー文字列を指定します。 | Yes |
リターンコード
-
Success
VALUE <key> <flags> <bytes> [<cas unique>]\r\n <value>\r\n END\r\n
- <key> は以前のコマンドで指定されたキーです。
- <flags> この値は使用されません。
- <bytes> は区切りが無い値のバイト数を指定します。
- [<cas unique>] はユニークな64ビットの整数です。getsコマンドを使う場合のみ。
- <value> はデータです。
-
そうでなければ
END\r\n
get_expt
目的
get expired data of inputed key.
get_expt <key> [unix]\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | 有効期限を知りたいキー文字を指定します。 | Yes |
[unix] |
このオプションを設定すると、有効期限がUNIXTIME形式で返されるでしょう。 このオプションが無い場合、有効期限はDate形式で返されるでしょう。 |
いいえ |
リターンコード
-
Success
<expired data>\r\n END\r\n
例
> get_expt foo 2015-11-05 16:46:08 +0900 END > get_expt foo unix 1446709568 END
-
そうでなければ
END\r\n
削除コマンド
delete
目的
delete はデータを論理的に削除するコマンドです。
delete <key>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | ROMAで削除したいキーを指定します。 | Yes |
リターンコード
コマンドを送信した後で、クライアントは以下のように応答を待ちます。
-
Success
DELETED\r\n
-
そうでなければ
NOT_FOUND\r\n
増加/減少 コマンド
incr/decr
目的
incr および decr は既存のデータの値を増加/減少するコマンドです。
注意: もしこのコマンドを数字では無いデータに実行した場合、値は入力した数字によって上書かれるでしょう。
incr <key> <digit>\r\n
decr <key> <digit>\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
キー | 項目を 増加/減少 したいキーを指定します。 | Yes |
<digit> | 64ビットの符号無しの整数を指定します。項目の 増加/減少 をしたい値です。 数字では無い入力の場合、それは0と見なされるでしょう。 |
Yes |
リターンコード
-
Success
<digit>\r\n
-
そうでなければ
NOT_FOUND\r\n
操作コマンド
shutdown_self
目的
shutdown_self はただ1つのROMAプロセスをシャットダウンするコマンドです。
注意: これらのコマンドはROMAインスタンスをシャットダウンします。使用には注意してください。
注意: rbalse は非推奨です。<shutdown_self> コマンドを使ってください。
shutdown_self\r\n
リターンコード
サーバは確認するでしょう。yes/noで応える必要があります。
> shutdown_self\r\n
=================================================================
CAUTION!!:
このコマンドはインスタンスをkillします。
冗長なダウンを起こす可能性があります。
=================================================================
Are you sure to shutdown this instance?(yes/no)
> yes\r\n
BYE
Connection closed by foreign host.
- yes : ROMAインスタンスはすぐにシャットダウンされるでしょう。
- no : ROMAは何もせず、この接続は閉じられるでしょう。
balse/shutdown
目的
balse & shutdown はROMAがシャットダウンされるコマンドです。
注意: これらのコマンドは全てのROMAインスタンスをシャットダウンします。使用には注意してください。
balse [<reason>]\r\n
shutdown [<reason>]\r\n
意味
名前 | 解説 | 必要条件 |
[reason] | ログに書き込まれてる単語を指定します。 | いいえ |
リターンコード
サーバは確認をし、それに答えなければなりません。
balse\r\n
Are you sure?(yes/no)\r\n
shutdown\r\n
*** ARE YOU REALLY SURE TO SHUTDOWN? *** (yes/no)\r\n
- yes : ROMAはすぐにシャットダウンするでしょう。
- no : ROMAは何もせず、この接続は閉じられるでしょう。
stat/stats
目的
stats は、ROMAが ROMA自身のステータスに伝えるコマンドです。
stats\r\n
stats の一部を表示したい場合は、正規表現で<regexp>を使う必要があります。
stats <regexp>\r\n
リターンコード
statsコマンドについての詳細な情報は、Stats_Information を参照してください。シェルコマンド
クラスタ生成コマンド
mkroute
目的
mkroute はROMAのルーティング情報ファイルを作成するコマンドです。
$ mkroute [options] [nodeIDs]
nodeIDを設定するROMAのプロセスIDのリストを指定します。
ROMAのプロセスIDはホスト名付きのポート番号またはROMAプロセスが開始しているIPアドレスのペアです。ホスト名とポート番号の間のデリミタは"-"です。
注意: ROMAサークルがいくつかのサーバからできている場合は、mkrouteコマンドは一度だけ実行する必要があります。そして、mkrouteコマンドで作成されたルーティングファイルはそれぞれのサーバに配布される必要があります。
オプション
名前 | 解説 | デフォルト | 必要条件 |
-h, --hash [bits] | ROMAハッシュテーブルのビット数を指定します。 例: -h 32 (この場合の範囲は、0から2^32です。) |
32 | いいえ |
-d, --divide [bits] | ROMAが分割するビット数を指定します。 Example: -d 9 |
9 | いいえ |
-r, --redundant [num] | 冗長性の数を指定します。 例: <t1>-r 1</t1> (冗長性は1です。) |
2 | いいえ |
--replication_in_host |
いくつかのプロセスが一つのサーバの中 で起動されている場合は、このオプションを指定してください。いくつかのプロセスがいくつかのホストで開始するならば、指定されるべきではありません。 |
いいえ | |
--enabled_repeathost |
いくつかのプロセスが一つのサーバの中 で起動されている場合は、このオプションを指定してください。いくつかのプロセスがいくつかのホストで開始するならば、指定されるべきではありません。 このオプションは非推奨です。"--replication_in_host"オプションを使ってください。 |
いいえ |
例
-
2つのサーバ ( 192.168.10.01 および 192.168.10.02 ) がそれぞれ2つのプロセスを開始します。
この場合、ROMAは4つのROMAプロセスを持ちます。$ mkroute 192.168.10.01_11211 192.168.10.01_11212 192.168.10.02_11211 192.168.10.02_11212
-
1つのサーバ ( localhost ) が2つのプロセスを開始します。この場合、ROMAは二つのROMAプロセスを持ちます。
注意:
一つのサーバ
でいくつかのROMAプロセスが開始するのならば、--replication_in_host オプションが必要です。$ mkroute --replication_in_host localhost_11211 localhost_11212
起動コマンド
romad
目的
romad はROMAを開始するコマンドです。
$ romad [options] address
オプション
名前 | 解説 | デフォルト | 必要条件 |
-d, --daemon | 開始するROMAがデーモンプロセスになるかどうかを指定します。. | いいえ | |
-j, --join [address_port] | もしROMAプロセスがアクティブなROMAに動的に追加するのであれば、このオプションを指定します。 | いいえ | |
-p, --port [PORT] | ROMAプロセスがクライアントのリクエストを受け取るポート番号を指定します。 | いいえ | |
--verbose | 詳細なログを表示します。 | いいえ | |
-n, --name [name] | ROMA(Services)の名前を変更する。 | いいえ | |
--replication_in_host | 一つのサーバ でいくつかのROMAプロセスが開始するならば、このオプションを指定してください。 |
いいえ | |
--enabled_repeathost |
一つのサーバ でいくつかのROMAプロセスが開始するならば、このオプションを指定してください。このオプションは非推奨です。"--replication_in_host"オプションを使ってください。 |
いいえ | |
-h, --help | ヘルプを表示します。 | いいえ | |
-v, --version | バージョン情報を出力します。 | いいえ | |
--disabled_cmd_protect | ROMAが起動している時に受け付ける一般的なコマンド ROMA はこのオプション無しでは起動している間には一般的なコマンドを受け付けません。 |
||
--config | 必要であれば、設定ファイルを指定します。 | lib/roma/config.rb | いいえ |
例
-
この場合、ROMAプロセスはlocalhostの11211ポートを使って起動します。
$ romad localhost -p 11212 -d
-
この場合、ROMAプロセスはlocalhostの11211ポートを使って起動します。
更に、ロ駆るホストは2つのROMAプロセスを起動するでしょう。注意:
一つのサーバ
でいくつかのROMAプロセスが開始するのならば、--enabled_repeathost オプションが必要です。$ romad --enabled_repeathost localhost -p 11211 -d
-
ROMAのデータサイズの増加に従って動的に新しいサーバをアクティブなROMAに追加することができます。
追加されるデータサイズは新しいサーバが保持できるデータの総量です。
少なくとも一つのオンラインのROMAプロセス情報が必要です。
An example follow;
ROMAプロセス( roma01_11211)が参加しているROMAがあります。
この場合、新しいROMAプロセス(roma03_11211)をこのROMAに追加するコマンドの例です。
このコマンドの中で、roma03 -p 11211 は新しく追加するサーバの情報です。
そして、-j roma01_11211 はオンラインのROMAプロセスの情報です。
$ romad roma03 -p 11211 -j roma01_11211 -d
その他のコマンド
roma-adm
目的
roma-adm tool send ROMA command directory and display their results.M
そして、このツールを使ってROMAインスタンスを起動することもできます
$ roma-adm [command] [port No.]
オプション
名前 | 解説 | デフォルト | 必要条件 |
コマンド |
ROMAに送信したいROMAコマンドを指定します。 ROMAコマンドの引数を使用したい場合は、クォートで囲んでください。 例) 'stats node' |
Yes | |
ポート番号 | ポート番号を指定します。これはコマンドを送信したい先です。 | 12000 | いいえ |
例
-
'nodelist"コマンドをポート番号 12000 に送信する場合
$ roma-adm nodelist . localhost_12000 localhost_12001 localhost_12002
-
'stats node'コマンドをポート番号 12000 に送信する場合
$ roma-adm 'stats node' 10003 . stats.run_receive_a_vnode {} routing.nodes.length 3 routing.nodes ["localhost_10003", "localhost_10004", "localhost_10005"] routing.vnodes.length 512 routing.short_vnodes 462 routing.lost_vnodes 0 routing.version_of_nodes {"localhost_10003"=>66048, "localhost_10004"=>66048, "localhost_10005"=>66048} END
-
ROMAインスタンスをポート番号 10001 で起動する場合
$ roma-adm start 10001 ROMAに使われるホスト名またはipアドレスを入力してください。 例) roma_serverA, 192.168.33.11 > localhost config.rbのパスを入力してください。 例) /home/roma/config.rb > ~/roma/config.rb 2115 <== 起動が正常に終わった場合、プロセス番号。が表示されるでしょう。
check_tc_flag
目的
check_tc_flag はTokyoCabinetファイルの追加のフラグを調べます。
$ check_tc_flag --storage [TC storage path] --library [TC library path]
オプション
名前 | 解説 | デフォルト | 必要条件 |
--storage |
TC ストレージディレクトリを指定します。 例) /roma/ds/localhost_10001/roma |
Yes | |
--library |
TC ライブラリディレクトリを指定します。 例) /roma/libexec |
Yes |
例
-
壊れたTokyoCabinetファイルの場合、追加のフラグは
$ check_tc_flag --storage /roma/ds/localhost_10001/roma --library /roma/libexec /roma/ds/localhost_10001/roma/6.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/3.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/5.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/8.tc : fatal <==== TokyoCabinet file is broken /roma/ds/localhost_10001/roma/9.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/2.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/7.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/0.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/1.tc : (no flag) /roma/ds/localhost_10001/roma/4.tc : (no flag)
Q. tcファイルのhealthをどうやってチェックできますか? を参照してください。
動的コマンド
Config.rbについて
set_lost_action
目的
set_lost_action は DEFAULT_LOST_ACTION 属性を変更するコマンドです。
set_lost_action [auto_assign|shutdown]
対象の属性
DEFAULT_LOST_ACTIONset_auto_recover
目的
set_auto_recover はAUTO_RECOVER 属性を変更するコマンドです。
set_auto_recover [ 'true' | 'false' ] <sec>
対象の属性
AUTO_RECOVERset_threshold_for_failover
目的
set_threshold_for_failover は ROUTING_FAIL_CNT_THRESHOLD 属性を変更するコマンドです。
set_threshold_for_failover [count]
対象の属性
ROUTING_FAIL_CNT_THRESHOLDset_gap_for_failover
目的
set_gap_for_failover は ROUTING_FAIL_CNT_GAP 属性を変更するコマンドです。
set_gap_for_failover [sec]
対象の属性
ROUTING_FAIL_CNT_GAPset_log_level
目的
set_log_level は LOG_LEVEL 属性を変更するコマンドです。
set_log_level [ 'debug' | 'info' | 'warn' | 'error' ]
対象の属性
LOG_LEVELset_log_shift_size
目的
set_log_size は ログの上限サイズを変更するコマンドです。このサイズに到達すると、ログファイルはバックアップあれ、新しいものを作成します。
set_log_shift_size [size]
対象の属性
LOG_SHIFT_SIZEset_log_shift_age
目的
set_log_shift_age は どれだけのログファイルが保持されるかのカウントを変更するコマンドです。
set_log_shift_size [size|"min"|"hour"|"daily"|"weekly"|"monthly"]
対象の属性
LOG_SHIFT_AGEset_descriptor_table_size
目的
set_descriptor_table_size は CONNECTION_DESCRIPTOR_TABLE_SIZE 属性を変更するコマンドです。
set_descriptor_table_size [size]
対象の属性
CONNECTION_DESCRIPTOR_TABLE_SIZEset_descriptor_table_size
目的
set_descriptor_table_size は CONNECTION_DESCRIPTOR_TABLE_SIZE 属性を変更するコマンドです。
set_descriptor_table_size [size]
対象の属性
CONNECTION_DESCRIPTOR_TABLE_SIZEset_continuous_limit
目的
set_continuous_limit は CONNECTION_CONTINUOUS_LIMIT 属性を変更するコマンドです。
set_continuous_limit [connection]:[rate(%)]:[connection]
対象の属性
CONNECTION_CONTINUOUS_LIMITset_accepted_connection_expire_time
目的
set_accepted_connection_expire_time は CONNECTION_EXPTIME 属性を変更するコマンドです。
set_accepted_connection_expire_time [sec]
対象の属性
CONNECTION_EXPTIMEset_connection_pool_expire_time
目的
set_connection_pool_expire_time CONNECTION_POOL_EXPTIME 属性を変更するコマンドです。
set_connection_pool_expire_time [sec]
対象の属性
CONNECTION_POOL_EXPTIMEset_connection_pool_maxlength
目的
set_connection_pool_maxlength は CONNECTION_POOL_MAX 属性を変更するコマンドです。
set_connection_pool_maxlength [length]
対象の属性
CONNECTION_POOL_MAXset_emconnection_pool_expire_time
目的
set_emconnection_pool_expire_time は CONNECTION_EMPOOL_EXPTIME 属性を変更するコマンドです。
set_emconnection_pool_expire_time [sec]
対象の属性
CONNECTION_EMPOOL_EXPTIMEset_emconnection_pool_maxlength
目的
set_emconnection_pool_maxlength CONNECTION_EMPOOL_MAX 属性を変更するコマンドです。
set_emconnection_pool_maxlength [length]
対象の属性
CONNECTION_EMPOOL_MAXdcnice
目的
dcnice DATACOPY_STREAM_COPY_WAIT_PARAM 属性を変更するコマンドです。
dcnice [n]
対象の属性
DATACOPY_STREAM_COPY_WAIT_PARAM[n] はデータコピーの優先度を意味します。1 が一番高く、5が一番優先度が低いです。詳細はステータス ページの"stats.dcnice"で説明されています。
set_wb_shift_size
目的
set_wb_shift_size は WRITEBEHIND_SHIFT_SIZE 属性を変更するコマンドです。
set_wb_shift_size [size(byte)]
対象の属性
WRITEBEHIND_SHIFT_SIZEset_size_of_zredundant
目的
set_size_of_zredundant は REDUNDANT_ZREDUNDANT_SIZE 属性を変更するコマンドです。
set_size_of_zredundant [bytes]
対象の属性
REDUNDANT_ZREDUNDANT_SIZEその他
switch_failover
目的
switch_failover はフェイルオーバーを有効または無効にするコマンドです。
switch_failover [on|off]
- デフォルト値
on
set_hilatency_warn_time
目的
set_hilatency_warn_time は change hilatency_warn_time 属性を変更するコマンドです。
set_hilatency_warn_time [sec]
- デフォルト値
5
詳細
このコマンドは "hilatency_warn_time" プロパティの時間を設定します。この時間はコマンドの実行時間の通常の制限を決定します。この値は"stats.hilatency_warn_time"として調査されることができます。set_latency_avg_calc_rule
目的
set_latency_avg_calc_rule はレイテンシーの記録の設定をするコマンドです。
set_latency_avg_calc_rule [on/off, time, command1, command2,....]
add_latency_avg_calc_cmd [command1, command2,....]
del_latency_avg_calc_cmd [command1, command2,....]
chg_latency_avg_calc_time_count [count]
- デフォルト値
cmd => [get, set, delete], denominator => false
詳細
このコマンドは各コマンドのレイテンシーを計算を有効にし、それらをログファイルに出力することができます。以下のコマンドの各属性は "stat latency" コマンドによってチェックすることができます。-
set_latency_avg_calc_rule [on/off, time, command1, command2,....]
"on/off" は記録の開始/終了 です。"time" は平均の計算ための分母となる時間です。そして、"commandx"は目的のコマンドです。 -
add_latency_avg_calc_cmd [command1, command2,....]
このコマンドは目的のコマンドリストにコマンドを追加することができます。 -
del_latency_avg_calc_cmd [command1, command2,....]
このコマンドは目的のコマンドリストからコマンドを削除することができます。 -
chg_latency_avg_calc_time_count [count]
このコマンドは平均の計算時に使われる期間を変更することができます。
wb_command_map
目的
wb_command_map は wb_command_map 属性を変更するコマンドです。
wb_command_map [{:command=>x}]
- 例
wb_command_map {:set=>1} wb_command_map {:get=>1, :set=>2}
- デフォルト値
{}
詳細
This commands は "stats.wb_command_map"として確認することができる値を変更します。set_routing_trans_timeout
目的
set_routing_trans_timeout は routing_trans_timeout 属性を変更するコマンドです。
set_routing_trans_timeout [sec]
- デフォルト値
10080
詳細
このコマンドはルーティングの変更のトランザクションタイムを変更することができます。この設定時間を越えると、ルーティングが戻されるでしょう。set_spushv_klength_warn
目的
set_spushv_klength_warn spushv_klength_warn 属性を変更するコマンドです。
set_spushv_klength_warn [byte]
- デフォルト値
1024
詳細
このコマンドはキーの長さの制限サイズを設定します。"stats.spushv_klength_warn"を設定することを意味します。set_spushv_vlength_warn
目的
set_spushv_vlength_warn は spushv_vlength_warn 属性を変更するコマンドです。
set_spushv_vlength_warn [byte]
- デフォルト値
1048576
詳細
このコマンドは値の長さのサイズの制限を設定します。"stats.spushv_vlength_warn"を設定することを意味します。switch_dns_caching
目的
switch_dns_caching dns キャッシュ 属性を変更するコマンドです。
switch_dns_caching [on|off]
- デフォルト値
-
詳細
このコマンドはDNSキャッシュを有効にすることができます。この機能が有効になると、ROMAはキャッシュに格納されているDNS情報を使用します。キャッシュはDNSキャッシュ機能が有効になるかインスタンス情報を変更する時に更新されます。これはDNSサーバがダウンした場合に有用でしょう。get_key_info
目的
get_key_info はキー情報を取得するコマンドです。
get_key_info [key name]
- デフォルト値
-
詳細
このコマンドはキー情報を提供します。- 例
eval get_key_info('12345') d = 1162951012 0x45513964 vn = 1157627904 0x45000000 nodes = ["roma0_11212", "roma0_11313"]
set_cleanup_regexp
目的
set_cleanup_regexp は出力クリーンアップログの中で使用されるregexpを設定することができるコマンドです。
set_cleanup_regexp [regexp]
- デフォルト値
nil
詳細
ROMA はクリーンアップの中でこのregexpに一致するキーリストを出力します。ログファイル"klist.txt"はストレージパスの中に生成されます。add_rttable_sub_nid
目的
add_rttable_sub_nid はNIC設定を変更するコマンドです。
add_rttable_sub_nid <Target NetMask> <Target> <Replace With>
clear_rttable_sub_nid
delete_rttable_sub_nid <Target NetMask>
-
例
add_rttable_sub_nid 127.0.0.0/24 192.168.223.2 localhost.localdomain
delete_rttable_sub_nid 127.0.0.0/24
- デフォルト値
{}
詳細
このコマンドはNIC設定を一時的に変更することができます。"Target"に一致するノードのID文字列は"Replace With"文字列に変更されます。例えば、"dc01_host_10001" を "dc02_host_10001" に変更したい場合は、コマンドは以下のようになります。add_rttable_sub_nid your_subnet_mask dc01 dc02