LeoFS、データレイクおよびWebのためのストレージシステム¶
なぜ LeoFSか?¶
LeoFSは高可用性、分散、つまりは堅実なオブジェクト/ブロブ ストアです。大量の様々な種類の生のデータをnative形式で格納することができるストレージシステムを探している場合は、LeoFSはそれに適しています。
LeoFSは以下の機能をサポートします:
- 複数プロトコルのサポート
- 組み込みのオブジェクトキャッシュ機能
- マルチ データセンタ / クラスタ リプリケーション
- ユーザおよびバケット管理
- データレイクのソリューション
- クラウドソリューションの統合
About¶
LeoFSは高コストパフォーマンス率を提供します。民生のハードウェアを使ってLinuxオペレーティングシステム上にLeoFSクラスタを構築することができます。LeoFSは民生のハードウェア上でさえ良いパフォーマンスを提供するでしょう。LeoFS は他のストレージと比較して同じパフォーマンスを出すためにより小さなクラスタを必要とします。LeoFSはまた構築と操作が楽です。
LeoFSはErlang/OTPの可能性の上の良い設計のおかげで高信頼性を提供します。Erlang/OTPはプロダクションシステムにおいて長年に渡って9つの9(99.9999999%)の可用性で使われてきたことで知られています。LeoFSも例外ではありません。LeoFSシステムはクラスタの中でソフトウェアのエラーやハードウェアの故障とは無縁であり続けます。
LeoFSは高拡張性を提供します。ノードの追加や削除は単純で高速であり、変更が必要な時はすばやく反応することができます。LeoFSクラスタは必要なだけ頻繁に展長することができるので伸縮自在のストレージと考えることができます。
LeoFSは3つのコンポーネントからなります - LeoStorage, LeoGateway および LeoManager。これらはErlangに依存します。
LeoGateway はREST-APIあるいはS3-APIを使う時に任意のクライアントからのhttp-requestおよびhttp-responseを扱います。また、既にオブジェクトキャッシュ機構、メモリおよびディスクキャッシュが組み込まれています。
LeoStorage はメタデータとオブジェクトの GET, PUT および DELETE を扱います。また、ストレージノードを動かし続け結果的な一貫性を実現するために、リプリケータ、リカバラーおよびキューイングの仕組みを持ちます。
LeoManager は常にLeoGateway とLeoStorageノードを監視します。高可用性の維持とデータの一貫性の維持を実現するために、ノードの状態とRING チェックサムを主な監視項目とします。
開始
LeoFSを試すには、開始のガイドを見てください。より詳しくLeoFSを学ぶには、アーキテクチャの章を見てください。
目的
以下の3つのことを達成することを目的としています:
- 高信頼性と高可用性
- オペレーティング レートは 99.9999999%, nine nines
- LeoFSクラスタ内で幾つかノードがダウンした場合でも、高いデータおよびシステムの可用性を維持し続けます
- 高スケーラビリティ
- 低コストで巨大なクラスタを構築
- マルチデータセンタ/クラスタリプリケーションをサポート
- 高コストパフォーマンス率
- 最小リソースでの高パフォーマンス
- ユーザに簡単な管理と簡単な操作を提供