ロギング API

ngx_log_t

ngx_log_t

NGINX ログファイルについての内部情報を含むオブジェクト。

ngx_err_t

ngx_err_t

オペレーティング システム エラーコードのためのエイリアス、*nixシステム上では err

機能

ngx_log_error

void ngx_log_error(ngx_uint_t level, ngx_log_t *log, ngx_err_t err, const char *fmt, ...)

NGINXログファイルにエラーを送信します。これはprintf形式のプレースフォルダを使ってパラメータの変数リストを受け取ります。

パラメータ:
  • level – ログの重大度レベル
  • log – NGINX ロギング オブジェクトへのポインタ
  • err – オペレーションシステム エラーコード (該当しない場合は0)
  • fmt – printf形式のプレースフォルダを含む エラーメッセージテキスト

レベルは以下のいずれかです:

レベル 解説
NGX_LOG_DEBUG デバッグ レベル
NGX_LOG_INFO 情報レベル
NGX_LOG_NOTICE 注意レベル
NGX_LOG_WARN 警告レベル
NGX_LOG_ERR エラーレベル
NGX_LOG_CRIT 致命的なエラーレベル
NGX_LOG_ALERT 警告エラーレベル
NGX_LOG_EMERG 緊急エラーレベル

ngx_log_stderr

void ngx_log_stderr(ngx_err_t err, const char *fmt, ...)

システムのstderrにエラーを送信します。printf形式のプレースフォルダを使ってパラメータの変数リストを受け付けます。

パラメータ:
  • err – NGINXロギングオブジェクトへのポインタ
  • fmt – printf形式のプレースフォルダを含む エラーメッセージテキスト

ngx_log_abort

void ngx_log_abort(ngx_err_t err, const char *fmt, ...)

NGINXを中断し、エラーメッセージをstderrに送信します。printf形式のプレースフォルダを使ってパラメータの変数リストを受け付けます。

パラメータ:
  • err – NGINXロギングオブジェクトへのポインタ
  • fmt – printf形式のプレースフォルダを含む エラーメッセージテキスト

ngx_log_debug

void ngx_log_debug(ngx_uint_t level, ngx_log_t *log, ngx_err_t err, const char *fmt, ...)

ngx_log_error() へのエイリアスですが、レベルはそのレベルが記録されるべきかを見るためにのみ調べられます。これへの全ての呼び出しは実際にはNGX_LOG_DEBUGとして記録されるでしょう。

There are also aliases to this, ngx_log_debug0 to ngx_log_debug8 which take exactly 0 to 8 arguments for the format placeholders depending on which one is used

パラメータ:
  • level – ログの重大度レベル
  • log – NGINX ロギング オブジェクトへのポインタ
  • err – オペレーションシステム エラーコード (該当しない場合は0)
  • fmt – printf形式のプレースフォルダを含む エラーメッセージテキスト

ngx_conf_log_error

void ngx_conf_log_error(ngx_uint_t level, ngx_conf_t *cf, ngx_err_t err, const char *fmt, ...)

ngx_log_error()と同じ方法でエラーを記録しますが、設定ファイルの詳細が記録できるように設定オブジェクトへのポインタを使います。

パラメータ:
  • level – ログの重大度レベル (取り得るレベルについてはngx_log_error()を見てください)
  • cf – エラーを引き起こす設定オブジェクトへのポインタ
  • err – オペレーションシステム エラーコード (該当しない場合は0)
  • fmt – printf形式のプレースフォルダを含む エラーメッセージテキスト
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