Fancy Index

概要

Fancy Index モジュールは組み込みのautoindexモジュールのようなファイルのリストを生成できるだけでなく、ちょっとした形式を追加します。モジュールは生成されたコンテンツのカスタマイズをある程度できるため、可能です。

  • カスタムヘッダ(ローカルあるいは遠隔に保持されたものの両方)。
  • カスタムフッター(ローカルあるいは遠隔に保持されたものの両方)。
  • 独自のCSSスタイルルールを追加します。
  • 要素を名前(デフォルト)、修正時間、あるいはサイズでソートすることを選択することができます; 昇順(デフォルト)、あるいは降順(0.3.3で初めて)。

このモジュールはIgor Sysoevによって書かれた高パフォーマンスオープンソースwebサーバ、NGINXと連携するように設計されています。

注意

このモジュールをDebian Squeezeを実行しているサーバ上のNGINX 1.0.10でコンパイルしました - しかしREADMEではNGINX 0.8についてのみ話しています。

必要条件

  • NGINX 0.8.x のソースと、その要件。- モジュールは0.7.xバージョンでもコンパイルします。- 実際には駄目かも知れませんが、"nginx-0.6-support.patch"を適用した0.6.xでもコンパイルできるかも知れません
  • Patience, and some Coffee™.

ビルド

  1. NGINXソースを解凍します。
$ gunzip -c nginx-?.?.?.tar.gz | tar -xvf -
  1. Gitを使って最新バージョンをダウンロードします。
$ git clone https://github.com/aperezdc/ngx-fancyindex.git ngx-fancyindex
  1. NGINXのソースが含まれるディレクトリに変更し、希望するオプションを付けた設定スクリプトを実行し、fancy indexingモジュールのソースを含むディレクトリを指す--add-module を必ずつけるようにします。
$ cd nginx-?.?.?
$ ./configure --add-module=../ngx-fancyindex  [extra desired options]
  1. ソフトウェアをビルドしインストールします。
$ make
$ sudo make install
  1. モジュールの設定directivesを使ってNGINXを設定する。

有効化の例

以下の行をNGINX設定ファイルの server セクションに追加することで、デフォルトの組み込みのスタイルをテストすることができます。

location / {
  fancyindex on;              # Enable fancy indexes.
  fancyindex_exact_size off;  # Output human-readable file sizes.
}

ディレクティブ

fancyindex

構文:fancyindex [on|off]
デフォルト:off
コンテキスト:http, server, location

fancy ディレクトリ インデックスを有効または無効にする。

fancyindex_css_href

構文:fancyindex_css_href uri
デフォルト:“”
コンテキスト:http, server, location

生成されたリストにCSSスタイルシートへのリンクを挿入することができます。指定された uriパラメータがそのまま <link> HTML タグの中に挿入されるでしょう。linkは組み込みのCSSルールのあとに挿入されるため、デフォルトのスタイルを上書きすることができます。

fancyindex_exact_size

構文:fancyindex_exact_size [on|off]
デフォルト:on
コンテキスト:http, server, location

ディレクトリリストの中でファイリサイズをどうやって表現するかを定義します; 詳細、あるいはキロバイト、メガバイト、ギガバイトでめるめるかどちらかです。

fancyindex_header

構文:fancyindex_header path
デフォルト:“”
コンテキスト:http, server, location

ディレクトリリストの先頭に挿入されるべきファイルを指定します。空の文字列を設定すると、モジュールによって提供されるデフォルトのヘッダが送信されるでしょう。

fancyindex_ignore

構文:fancyindex_ignore string1 [string2 [... stringN]]
デフォルト:none
コンテキスト:http, server, location

生成されたリストの中に表示したくないファイル名のリストを指定します。NGINXがPCREサポートでビルドされた場合、文字列は正規表現として解釈されます。

fancyindex_localtime

構文:fancyindex_localtime [ on | off ]
デフォルト:off
コンテキスト:http, server, location

ファイルの時間をローカル時間として表示することを有効にします。デフォルトは"off" (GMT time)です。

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