nginScriptについて
| 今は何がサポートされているか まだ何がサポートされていないか ダウンロードとインストール Linuxパッケージとしてインストール ソースからのビルド |
nginScriptは http と streamの中に場所と変数ハンドラを実装することができるJavaScript言語のサブセットです。nginScriptは幾らかのECMAScript 6拡張を持つECMAScript 5.1 に準拠して作成されています。互換性はまだ進展しています。
今は何がサポートされているか
- Boolean値, 数値, 文字列, オブジェクト, 配列, 関数 および 正規表現
- ES5.1 オペレータ, ES7 指数オペレータ
-
ES5.1 構文:
var,if,else,switch,for,for in,while,do while,break,continue,return,try,catch,throw,finally -
ES6
NumberおよびMathのプロパティとメソッド -
Stringメソッド:-
ES5.1:
fromCharCode,concat,slice,substring,substr,charAt,charCodeAt,indexOf,lastIndexOf,toLowerCase,toUpperCase,trim,search,match,split,replace -
ES6:
fromCodePoint,codePointAt,includes,startsWith,endsWith,repeat -
非標準:
fromUTF8,toUTF8,fromBytes,toBytes
-
ES5.1:
-
オブジェクト: プロパティリストを持たない基本的なObject.create() -
配列メソッド:-
ES5.1:
isArray,slice,splice,push,pop,unshift,shift,reverse,sort,join,concat,indexOf,lastIndexOf,forEach,some,every,filter,map,reduce,reduceRight -
ES6:
of,fill,find,findIndex -
ES7:
includes
-
ES5.1:
-
ES5.1
Functionメソッド:call,apply,bind -
ES5.1
RegExpメソッド:test,exec -
ES5.1
Dateメソッド -
ES5.1 グローバル関数:
isFinite,isNaN,parseFloat,parseInt,decodeURI,decodeURIComponent,encodeURI,encodeURIComponent
まだ何がサポートされていないか
-
ES6
letおよびconst宣言 - ラベル
-
arguments配列 -
eval関数 -
JSONオブジェクト -
Errorオブジェクト -
setTimeout,setInterval,setImmediate関数 -
non-integer fractions (
.235), exponential (3.35e10), binary (0b0101), octal (0o77), hexadecimal (0x1123) literals
ダウンロードとインストール
nginScript は二つのモジュールで利用可能です:
両方のモジュールはデフォルトでビルドされません。それらはソースからコンパイルするかあるいはLinuxパッケージとしてインストールされなければなりません。
Linuxパッケージとしてインストール
Linuxについては、nginScriptモジュール packages を使うことができます:
-
nginx-module-njs— nginScript dynamic モジュール -
nginx-module-njs-dbg—nginx-module-njsパッケージのためのデバッグシンボル
ソースからのビルド
nginScriptのソースと一緒にrepositoryが以下のコマンドでクローンすることができます: (Mercurial クライアントが必要です):
hg clone http://hg.nginx.org/njs
そして、モジュールは--add_module configuration パラメータを使ってコンパイルされる必要があります:
./configure --add-module=path-to-njs/nginx
モジュールは dynamicとしてビルドすることもできます:
./configure --add-dynamic_module=path-to-njs/nginx