ngx_mail_smtp_moduleモジュール
ディレクティブ smtp_auth smtp_capabilities smtp_client_buffer smtp_greeting_delay |
ディレクティブ
構文: |
smtp_auth |
---|---|
デフォルト: |
smtp_auth plain login; |
コンテキスト: |
mail , server |
SMTPクライアントのために許可されたSASL authenticationメソッドを設定します。サポートされているメソッドは::
plain
- AUTH PLAIN
login
- AUTH LOGIN
cram-md5
- AUTH CRAM-MD5. このメソッドを動作させるには、パスワードが暗号化されていない状態で保持されている必要があります。
external
- AUTH EXTERNAL (1.11.6).
none
- 認証を必要としません。
プレーンテキスト認証方式(AUTH PLAIN
コマンド、AUTH LOGIN
)は常に有効になっていますが、plain
とlogin
メソッドが指定されていない場合、AUTH PLAIN
とAUTH=LOGIN
はimap_capabilitiesに自動的に含まれません。
構文: |
smtp_capabilities |
---|---|
デフォルト: | - |
コンテキスト: |
mail , server |
EHLO
コマンドに応答するためにクライアントに渡されるSMTPプロトコルの拡張を設定します。smtp_auth ディレクティブ内で指定された認証メソッドとSTARTTLS は starttls ディレクティブ値に依存するこのリストに自動的に追加されます。
クライアントがプロキシされる先のMTAでサポートされる拡張を指定することには意味があります(nginxがクライアントの接続をバックエンドに透過的にプロキシする場合で、もしこれらの拡張が認証が終わった後に使われるコマンドに関係するならば)。
標準化された拡張の現在のリストは、www.iana.org.で公示されています。
構文: |
smtp_client_buffer |
---|---|
デフォルト: |
smtp_client_buffer 4k|8k; |
コンテキスト: |
mail , server |
SMTPコマンドの読み込みに使うためのバッファのsize
を設定します。デフォルトでは、バッファサイズはメモリページと同じサイズです。これは4Kあるいは8kです。プラットフォームに依存します。
構文: |
smtp_greeting_delay |
---|---|
デフォルト: |
smtp_greeting_delay 0; |
コンテキスト: |
mail , server |
SMTPコマンドを送信する前にgreetingを待つことに失敗したクライアントを拒否するために、SMTP greetingを送信する前に遅延を設定することが可能です。