ngx_mail_imap_module モジュール
ディレクティブ imap_auth imap_capabilities imap_client_buffer |
ディレクティブ
構文: |
imap_auth |
---|---|
デフォルト: |
imap_auth plain; |
コンテキスト: |
mail , server |
IMAPクライアントのために許可された認証メソッドを設定します。サポートされているメソッドは::
plain
- LOGIN, AUTH=PLAIN
login
- AUTH=LOGIN
cram-md5
- AUTH=CRAM-MD5. このメソッドを動作させるには、パスワードが暗号化されていない状態で保持されている必要があります。
external
- AUTH=EXTERNAL (1.11.6).
プレーンテキスト認証方式(LOGIN
コマンド、AUTH=PLAIN
、AUTH=LOGIN
)は常に有効になっていますが、plain
とlogin
メソッドが指定されていない場合、AUTH=PLAIN
とAUTH=LOGIN
はimap_capabilitiesに自動的に含まれません。
構文: |
imap_capabilities |
---|---|
デフォルト: |
imap_capabilities IMAP4 IMAP4rev1 UIDPLUS; |
コンテキスト: |
mail , server |
CAPABILITY
コマンドに応答するためにクライアントに渡されるIMAP protocol拡張を設定します。imap_authディレクティブ内で指定された認証メソッドとSTARTTLS は、starttls ディレクティブ値に依存するこのリストに自動的に追加されます。
クライアントがプロキシされる先のIMAPでサポートされる拡張を指定することには意味があります(nginxがクライアントの接続をバックエンドに透過的にプロキシする場合で、もしこれらの拡張が認証が終わった後に使われるコマンドに関係するならば)。
標準化された拡張の現在のリストは、www.iana.org.で公示されています。
構文: |
imap_client_buffer |
---|---|
デフォルト: |
imap_client_buffer 4k|8k; |
コンテキスト: |
mail , server |
IMAPコマンドの読み込みに使うためのバッファのsize
を設定します。デフォルトでは、バッファサイズはメモリページと同じサイズです。これは4Kあるいは8kです。プラットフォームに依存します。