ngx_http_stub_status_module モジュール
設定例 ディレクティブ stub_status データ 組み込み変数 |
ngx_http_stub_status_module
モジュールは基本的なステータス情報へのアクセスを提供します。
このモジュールはデフォルトではビルドされず、--with-http_stub_status_module
configureパラメータを有効にする必要があります。
設定例
location = /basic_status { stub_status; }
この設定は以下のような基本ステータスデータの単純なwebページを生成します。
Active connections: 291 server accepts handled requests 16630948 16630948 31070465 Reading: 6 Writing: 179 Waiting: 106
ディレクティブ
構文: |
stub_status; |
---|---|
デフォルト: | - |
コンテキスト: |
server , location |
この基本ステータス情報は取り囲んでいるlocationからアクセス可能でしょう。
バージョン1.7.5より前では、このディレクティブの構文は任意の引数を必要としていました。例えば、“stub_status on
”。
データ
次の状況情報が提供されます:
アクティブな接続
-
Waiting
接続を含む、現在のアクティブなクライアント接続。 accepts
- クライアント接続を受けた総数
handled
-
処理された接続の総数。いくつかのリソースの制限(例えば、worker_connections制限)が到達していない場合は、一般的にパラメータの値は
accepts
と同じです。 requests
- クライアントリクエストの総数
Reading
- nginxがリクエストヘッダを読んでいる接続の現在の数。
Writing
- nginxがクライアントに応答を書き込んでいる接続の現在の数。
Waiting
- リクエストを待っているアイドル状態のクライアント接続の現在の数。
埋め込み変数
ngx_http_stub_status_module
モジュールは次の埋め込み変数をサポートします(1.3.14):
$connections_active
-
Active connections
の値と同じ; $connections_reading
-
Reading
の値と同じ; $connections_writing
-
Writing
の値と同じ; $connections_waiting
-
Waiting
の値と同じ。