Gearpump パフォーマンスレポート

パフォーマンスの評価

Gearpumpのパフォーマンスを説明するために、SOLから呼ばれる小さなベンチマーク(Gearpumpのパッケージ内の例)を使って、主に二つの局面、スループットとレイテンシから焦点を当てました。SOLStreamProducer は SOLStreamProcessor に連続してメッセージを配送し、 SOLStreamProcessor は何もしません。10GbEネットワークを使って4ノードのクラスタをセットアップします。各ノードのハードウェアは以下に簡単に示します;

Processor: 32 core Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2690 2.90GHz Memory: 64GB

スループット

スループットの上限を探ろうとしました。48 SOLStreamProducer と 48 SOLStreamProcessor を起動した後では、以下の図はクラスタの全体のスループットが約1800万 メッセージ/秒 (メッセージあたり100バイト)に到達できることを示します。

待ち時間

上の最大スループットでメッセージを転送する場合、二つのタスクの間の平均レンテンシは8msです。

障害回復時間

例えばexecutorがダウンするなど不正を検知した場合、Gearpumpはリソースを再割り当てし、アプリケーションを再起動します。アプリケーションを回復するには約10秒かかります。

ダッシュボード

ベンチマークの環境をどうやってセットアップするか?

環境を準備します

1). 10GbEネットワークを使った各ノード上に4つのワーカーを持つ4ノードのGearpumpクラスタをセットアップします。テスト環境では、各ノードは64GBメモリと Intel(R) Xeon(R) 32-core processor E5-2690 2.90GHz を持ちます。Gearpump内でマトリックスが有効になるようにします。

2). 48 StreamProducers と 48 StreamProcessorsのSOLアプリケーションをサブミットします:

bin/gear app -jar ./examples/sol-$VERSION-assembly.jar -streamProducer 48 -streamProcessor 48

3). Gearpumpのダッシュボードを起動し、http://$HOST:8090/ をブラウズします。アプリケーションタブに切り替えると、アプリケーションの詳細な情報を見ることができます。HOST はダッシュボードを実行しているノードにしてください。

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