スタンドアローンモードでのGearpumpの配備
スタンドアローンモードは分散クラスタモードです。つまり、Gearpumpは他のサービス(例えば YARN)の助け無しに、サービスとして実行します。
Gearpumpをクラスタモードで配備するには、まず予備必要条件が合致するかを調べてください。
インストールの仕方
手元にGearpumpバイナリを持つ必要があります。Gearpumpバイナリを取得するためにgearpump配布物の取得方法 を参照してください。
Gearpumpをインストールしようと計画している各マシーン上で、パッケージを同じディレクトリに解凍することが勧められます。Gearpumpをインストールするには、conf/gear.conf
内の設定を少なくとも変更する必要があります。
設定 | デフォルト値 | 解説 |
---|---|---|
gearpump.hostname | “127.0.0.1” | 現在のマシーンのホストあるいはIPアドレス。ip/host はクラスタ内の他のマシーンから到達可能である必要があります。 |
Gearpump.cluster.masters | [“127.0.0.1:3000”] | 各項目が1つのマスターのホストとポートを表す、全てのマスターノードのリスト。 |
gearpump.worker.slots | 1000 | このワーカーがどれだけの数のスロットを持つか |
これに加えて、ログ、マトリックス、転送、uiに関係する他の任意の設定があります。詳細については設定ガイドを参照することができます。
スタンドアローンモードでクラスタデーモンを開始する
スタンドアローンモードでは、マスターとワーカーを異なるJVMで開始することができます。
マスターを開始するには:
bin/master -ip xx -port xx
ip と ポートは、conf/gear.conf
の下の設定に対してチェックされるでしょう。つまり、それらが一貫性があるようにする必要があります。
注意: スクリプトファイルmaster
を実行可能にするため、シェル内で chmod +x bin/*
を実行する必要があるかも知れません。
注意: 高可用性については、Master HA ガイドを参照してください
ワーカーを開始するには:
bin/worker
UIを開始
bin/services
UIが開始した後で、クラスタの状態を見るためにhttp://{web_ui_host}:8090
を見ることができます。デフォルトのユーザ名とパスワードは"admin:admin"で、ユーザを管理する方法をUI 認証で見つけることができます。
注意:UIのポートはgear.conf
の中で設定することができます。情報は設定ガイドを調べてください。