名前

Perlbal::Manual::Logging - Perlbalのログシステムがどのように動作するか

バージョン

Perlbal 1.78.

説明

Perlbal は少しのメッセージの記録をサポートします(例えば、プラグインの中でメッセージを記録することができます)。

このドキュメントはそれをどうやるかを説明します。

IMPORTANT: foreground vs. background

Perlbalがフォアグラウンドで動作している場合は、printfの呼び出しで記録します。このことはSTDOUTで記録を取得しなければならないことを意味します。

Perlbalがバックグラウンドで動作している場合は、Sys::Syslog の manpage を使って記録します。the Sys::Syslog manpage が利用できない場合は、記録されないでしょう。これはPerlbalの記録システムについてもっとも重要なことです。

メッセージの記録の仕方

You can log a message by calling Perlbal::log as you'd call the Sys::Syslog manpage's syslog:

    Perlbal::log( $priority, $format, @args );

更に詳しい情報については the Sys::Syslog manpage を読むべきですが、例があります:

    Perlbal::log( 'info', 'beginning run' );

そして、もう一つの例です:

    Perlbal::log( 'crit', "this thing crashed: $!" );

何が記録されるか？

• 未定義のファイルハンドルから読み込みあるいは書き込みしようとすると、 the Perlbal::AIO manpage はcritical メッセージを記録します:

      Perlbal::log("crit", "Undef \$fh: $stack_trace");

• ソケットを作成するのに失敗した場合は、the Perlbal::BackendHTTP manpage がcriticalメッセージを記録します:

      Perlbal::log('crit', "Error creating socket: $!");

• inet_aton がソケットを作成するのに失敗した場合は、the Perlbal::BackendHTTP manpage がcriticalメッセージを記録します:

      Perlbal::log('crit', "inet_aton failed creating socket for $ip");

• クライアントに書き込んでいる時にバックエンドから読み込むべき量より多くを読み込もうとした場合は、 the Perlbal::ClientHTTPBase manpage が warning メッセージを記録します:

      Perlbal::log('warning', "tried to readahead negative bytes.  filesize=$self->{reproxy_file_size}, offset=$self->{reproxy_file_offset}");

• ディスクへの書き込みのためのファイルを開く時にエラーがある場合(これは500サーバエラーを生成するでしょう)、the Perlbal::ClientHTTPBase manpage はwarning メッセージを記録します:

      Perlbal::log('warning', "system error: $msg ($info)");

• リクエストの実際の長さと異なる content length のリクエストを受け取る場合は、 the Perlbal::ClientProxy manpageがcriticalメッセージを記録します:

      Perlbal::log('crit', "Content length of $clen declared but $self->{buoutpos} bytes written to disk");

• データをディスクにバッファしようとする時に操作が失敗した場合は、the Perlbal::ClientProxy manpage がcriticalメッセージを記録します:

      Perlbal::log('crit', "Failure to open $fn for buffered upload output");

• データをディスクにバッファした後でファイルが空の場合は、the Perlbal::ClientProxy manpage がcriticalメッセージを記録します:

      Perlbal::log('crit', "Error writing buffered upload: $!.  Tried to do $len bytes at $self->{buoutpos}.");

• ディスクへのバッファされたアップロードを消去する時にエラーが起きた場合は、 the Perlbal::ClientProxy manpage が criticalメッセージを記録します:

      Perlbal::log('warning', "Unable to link $self->{bufilename}: $!");

• バックエンドを待機にする時にそのip/portに他のものが既にある場合は、 the Perlbal::Service manpageは 一対のwarning メッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('warning', "Warning: attempting to spawn backend connection that already existed.");

      Perlbal::log('warning', "          -- [$filename:$line] $package::$subroutine");

• 一つ以上のバックエンドの接続をspawnすべきかどうかを決める時に待機中の接続が総数が負数の場合は、the Perlbal::Service manpage はcritical メッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('crit', "Bogus: service $self->{name} has pending connect count of $self->{pending_connect_count}?!  Resetting.");

• バックエンドをspawnする時にバックエンドのIPアドレスが無い場合は、 the Perlbal::Service manpage がcriticalメッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('crit', "No backend IP for service $self->{name}");

• 開始時には、Perlbal がinfoメッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('info', 'beginning run');

• シャットダウンする場合は、Perlbal がinfo メッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('info', 'ending run');

• 各ループの後でなんらかのエラーが起きた場合は、 Perlbal がcritical メッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('crit', "crash log: $_") foreach split(/\r?\n/, $@);

• pidfileを作成しようとした時に失敗した場合は、Perlbal がinfo メッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('info', "couldn't create pidfile '$file': $!" );

• pidファイルに書き込もうとする時に失敗した場合は、 Perlbal がinfo メッセージを記録するでしょう:

      Perlbal::log('info', "couldn't write into pidfile '$file': $!" );

USR1シグナルをperlbalに送信することで、もっと多くのログを生成します。

USR1シグナルをperlbalに送信する場合、perlbalはsyslogにいつかの基本的な統計を記録するようにします。

それは管理サービスへの接続と似ていて、 格サービスへの show serviceに加えてstates および queues コマンドを発行します。

どこに記録されるか？

Perlbalが the Sys::Syslog manpage を開く方法で、デフォルトでは /var/log/daemon.log に記録します。

参照

/etc/syslog.confの下の the Sys::Syslog manpage設定を変更することで、調整することができます。詳しくはthe Sys::Syslog manpage を見てください。