名前

Perlbal::Manual::HighPriority - Perlbal の high/low 優先度 キューイング システム

バージョン

Perlbal 1.78.

説明

このドキュメントはPerlbalの high/low 優先度キューイングシステムについて説明します。

キューイングシステム

Perlbalは3つのキューを持ちます: 通常、高優先度、および低優先度。

名前が示唆するように、通常はリクエストは通常キューに行きFIFO順に片付けられ、高優先度のリクエストは通常の前にくる異なるキューに行き、低優先度は高または通常のキューが空になった時に実行されるキューに行きます。

一言で言えば、Perlbalが次にどのリクエストを処理するかを決める時にはいつも、最初に高優先度キューの中のリクエストを探します; もし空であれば、次に通常キューの中を探します; そして、通常キューも空であれば、最後に低優先度キューの中をを探します。

クッキーを使った高優先度

リクエストが高優先度キューに行くべきかを決めるためにPerlbalはクッキーを使うことができます(設定可能)。

これを設定するパラメータは、 high_priority_cookie および high_priority_cookie_contentsです; 前者はクッキーでチェックするフィールドの名前を定義し、後者は高速キューに行くきっかけとなるそのフィールド内の内容を定義します。

    SET myservice.high_priority_cookie = name_of_the_field
    SET myservice.high_priority_cookie_contents = required_content_on_that_field

より明確な例です:

    SET myservice.high_priority_cookie = highpriority
    SET myservice.high_priority_cookie_contents = yes

プラグインを使った高優先度

the Perlbal::Plugin::Highpri manpage は、URIまたはHostによってリクエストを高優先度にすることをサポートします。the Perlbal::Manual::Hooks manpageの下のmake_high_priorityもチェックしてください。

Queue relief

高優先度キューが本当に忙しい場合は、標準キューがリソースの枯渇により影響を受けることがあります。queue relief システムはこれを避けるのに役立ちます。queue_relief_size 以上の接続が標準キューにあると、新しくやってきたバックエンドにはqueue_relief_chance パーセントで高優先度キューの代わりに標準優先度キューからリクエストを取る機会が与えられます。

    SET web_proxy.queue_relief_size = 2000
    SET web_proxy.queue_relief_chance = 30 # 0-100, in percent

参照

the Perlbal::Manual::Hooks manpage, the Perlbal::Plugin::HighPriority manpageの中の make_high_priority および make_low_priority

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